トルコ、イスタンブールにある中東最大級といわれるグランド・バザール。
トルコ語ではカパル・チャルシュ(Kapalı Çarşı)つまり屋根付きの市場と言われており、雨の日でもショッピングを楽しむことができる旧市街最大の観光スポットのひとつです。
実はこのグランド・バザールの起源はかなり古く、1453年(日本の室町時代)まで遡ります。
コンスタンティノープルを1453年に陥落させたメフメト2世が、街の復興のために、そしてアヤソフィアの運営資金確保のために建設を開始したのが、グランド・バザールの歴史の始まりです。
市場内では4,000を超える店舗が今でも営業しており、まるまる1日かけて巡ったとしても、とても全部は見て周れない大きさの市場です。
市場内の通りには、宝石屋通り、絹織り職人通りというふうに名前がついており、その通りには専門店が軒を連ねています。
ハルジュラル(絨毯屋)通りにはその名の通り絨毯屋がずらりと並び、シルクロードを通ってイスタンブールにまでもたらされた多種多様な絨毯が販売されています。
トルコ絨毯は持って帰るのも大変ですが、価格の面でもなかなか手が出せない人も多いのではないでしょうか。実際に高級な絨毯は何百万としますし、旅行中なかなか購入する決心がつかないこともあるでしょう。
代替品といってはなんですが、そんなときにはより手軽に購入できるテーブルクロスやラグ、キリム模様のクッションカバーなどはいかがでしょうか。
これらもすべてグランド・バザール内で手に入るものばかり。価格もピンキリですが、安いものなら1,000円くらいから手に入ります。
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