2階の広間は、前室を含めると約172㎡あり、豊平館では最も大きな部屋です。天井中心飾りも2つあり、モチーフには「紅葉」と「大菊」が用いられています。

1881年(明治14年)の明治天皇行幸の際には謁見所として使用されました。

ガス灯として作られたシャンデリアは、管のガスを止めるためのコックがついていますが、実際にはろうそくが灯されたそうです。

室内に設置されたタブレット端末では、当時の舞踏会の様子を映し出して見ることができます。

2階のほかのお部屋も見てみましょう。「ウメ」は天皇御在所として利用されたころの室内環境を再現したお部屋。

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