オーストラリアの歴史が始まった街、ニュー・サウス・ウェールズ州のシドニーは、オーストラリア最大の都市として知られています。
そんなオーストラリアの歴史が詰まったシドニーの街角に、100年以上の歴史を持つショッピングセンターがある事をご存知でしょうか?
今回はオーストラリア・シドニーの街角にある、100年以上の歴史を持つショッピングセンター「クイーン・ビクトリア・ビルディング(Queen Victoria Building (QVB))」をご紹介しましょう。
実はこの「クイーン・ビクトリア・ビルディング(Queen Victoria Building (QVB))」、現在はショッピングセンターとして利用されていますが、もともとはシドニーを代表するコンサートホールでした。
クイーン・ビクトリア・ビルディングは、ニュー・サウス・ウェールズ州の州政府建築家ジョージ・マクレーによって設計され、1898年(明治31年)に完成しました。当時はロマネスク様式の建築で、コンサートホールに加え、カフェやショールームなどが併設されていました。
クイーン・ビクトリア・ビルディングが転機を迎えるのは、1930年(昭和5年)。
この時、建物はアール・デコ様式に改造されシドニー市議会が移設されたため、一般的には利用されなくなります。
しかしながら、1986年(昭和61年)に一般的への開放が行われ、現在ではショッピングセンターとして利用されるようになりました。
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