や、あの北川景子さんを魅了したショウガラーメンの名店「信月」など、数え上げればきりがない。
首都圏でいえば、横浜市民が愛するソウルフード・サンマー麺の名店「玉泉亭」、に平塚市民が愛して止まない独自の平塚タンメン、日本で初めてミシュランの星を獲得したラーメンなど、もはや挙げていくことが困難なほど、さまざまな名店がひしめき合っているのだ。
そんな日本中にある美味しいラーメンの中から、今回は青森県青森市で朝から多くの地元民が押し寄せるラーメン店をご紹介したい。
お店の名前は「くどうラーメン」だ。
・1948年(昭和23年)創業の老舗ラーメン店、それが「くどうラーメン」
こちらのお店、1948年(昭和23年)創業の老舗のラーメン店。
1948年(昭和23年)と言えば、戦後から僅か3年しか経っていない年。
この年は、10歳の美空ひばりさんがデビュー、第1回NHKのど自慢が始まり、プロ野球で初のナイターが開催されるなど、戦後の混乱の中でも力強い復興のきざしを感じられた年。
そんな時代に、こちらのお店は産まれ、ラーメンが未だ一般的な食べ物ではなかった時代に、お客と一緒にラーメン店として青森の繁栄を支えてきたのだ。
そして、今なお多くの人々を美味しいラーメンで楽しませている。
・朝8時から朝ラーを楽しめるお店、それが「くどうラーメン」
実はこちらのお店、一般的なラーメン店とは異なり、朝8時からラーメンを楽しめるお店となっている。
こちらのお店はもともとは市場の近くで創業した、ラーメン、そば、うどんと麺類を提供するお店だったのだ。
朝からラーメンを味わえるお店は、1948年(昭和23年)の創業当時は日本広しといえども、なかなか存在しなかったのではないか?と想像される。
そんな朝からでも味わえるラーメンは、非常にあっさりとした美味しいラーメンに仕上がっているのだ。
次ページ