巡礼路を進んでいくと、開けた場所にこれまでとは一回り大きな建物があり、ここにも画が2枚掲げられています。

すぐ近くには十字架を背負ったキリスト像や聖マリアの絵などもあり、この場所での宗教的意味が強いことがよく分かります。

そして麓から20分ほどで山頂に到着。山頂には石造りの教会のような建物があり、その上が見晴らしスポットになっています。

ここはフュッセンの街並みを一望できる絶景スポット。山や森に囲まれた町の中で、ホーエス城や聖マンク修道院がひときわ大きな存在感を放っています。

そして町と反対側には、ノイシュヴァンシュタイン城とホーエンシュヴァンガウ城の姿が遠くに見えます。ノイシュヴァンシュタイン城の撮影スポットといえばマリエン橋の上が有名ですが、フュッセンからもお城の姿を見ることができるのです。

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