スイスの投資銀行大手UBSグループが富裕層向けに暗号資産(仮想通貨)関連サービスの提供を検討している、とブルームバーグが報じた。

関係者によると、仮想通貨特有のボラティリティを考慮して、顧客が保有する資産のごく一部を投資する形で、サービスの詳細は具体的には決まっていないものの、仮想通貨への投資機会提供で複数の選択肢を検討しているようだ。

最近では、仮想通貨関連サービスの提供、検討している大手証券会社が増えている。今月7日には、日米投資銀行のゴールドマン・サックスがビットコイン価格に連動する金融デリバティブ商品の取引提供を開始した。また、同日に大手銀行のシティバンクが仮想通貨関連のサービス提供を検討していることも一部メディアで報じられた。他にも、BNYメロンやモルガンスタンレーで仮想通貨関連サービスの検討されている。