電通グループ傘下の電通、株式会社オルトプラス、アクセルマーク株式会社の3社は25日、共同でアニメなどの映像作品IPの動画をNFT(非代替性トークン)のトレーディングカードとして発行するサービスを企画・開発していくと発表した。電通がもつ幅広いコンテンツホルダーとの活動を通じた知見や連携、企画力、オルトプラスがもつコンテンツ企画力と開発力、アクセルマークがもつブロックチェーン活用コンテンツに関する知見を活かす。
「心を揺さぶったあのシーンを集める喜びをすべてのファンへ」をコンセプトに、作品の中のファンが好きなシーンやコンテンツを集めることによって様々な特典を得ることが可能となるサービスを展開する。また、コンテンツの権利者には、映像作品を活用した新しいビジネス創出、コンテンツファンとの新たな関係構築の機会を提供する。2022年春までにサービスを提供する予定だという。
なお、NFT発行のプラットフォームにはLINE Blockchainを活用するようだ。安心して取引ができる環境が整備されていること、国内8,900万人の利用者に親しまれているインターフェースからブロックチェーンの操作ができることが背景になっているという。