日本画家の平良志季さんが制作した「アーティストルーム 富士山」は、富士山、風神・雷神、宝船に乗った七福神など、日本のおめでたいモチーフに囲まれています。
こちらは、画家の美濃瓢吾さんが制作した「アーティストルーム 招き猫」。「枕屏風」に見立てた壁に描かれた正体不明の招き猫たちと、天井に書かれた夏目漱石の『吾輩は猫である』の名文は、圧倒的な存在感を放っています。
現代美術作家の三橋鎌幽さんが制作した「アーティストルーム 侍」。侍とゆかりの深い「鎌倉」の地で発祥し、800年間受け継がれる日本固有の伝統技法「鎌倉彫」でお部屋全体が装飾されています。
日本画家の大竹寛子さんが制作した「アーティストルーム 桜」。桜の花びらは、儚さや魂の象徴である蝶で描かれています。大きな桜の木の向こう側に浮かぶ華やかな金色の雲は、およそ400枚の金箔を一枚一枚丁寧に貼って仕上げたもの。
どのアーティストルームも、日本の美意識を体感できる、世界に一つだけの独創的なお部屋です。昼、夜、朝と、人目を気にすることなく、くつろいでアートを堪能できます。
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