お笑いコンビ『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳(48)が16日、自身のYouTubeチャンネル『アーシーch』で生配信を行なった。そのなかで淳は“中絶トラブル”を報じられた読売ジャイアンツの坂本勇人選手(33)について言及した。

この日の生配信であるユーザーから坂本の件を質問された淳は「巨人の坂本選手に何かあったんですか?僕が野球全然詳しくないんで。野球ニュースが入ってこないんですけど」と反応し、「皆さん、ちょっと勘違いしていることがあると思うんですけど、僕、どんな情報でも常に仕入れてる人じゃないですし、コメンテーターの仕事あるので、こういうニュースを取り上げるという時には見るけど、常に何か情報をとりに行っている人ではないです」と前置きしつつ、坂本の“中絶トラブル”をテレビのワイドショーやスポーツ紙などの大手マスコミがいっさい報じていないという状況をこの場で知らされ、それに答えた。

まず淳は「なんでテレビが報道しないんだろうね。忖度があんのかな。読売ジャイアンツに対しての。だとしたら嫌だね。読売ジャイアンツの選手だけ守られるって言う事があるんだったとしたら、それはおかしいけど、なぜ報道されてないかっていうところの核心には迫れないので、私では」と指摘。続けて「それは香川(照之)さんだってね。もう本人が訴えられていないし、2年前か3年前の話で示談であっても、ああいう風に取り上げられるのに、それはおかしいですよね。だからといって、なんか報道して足を引っ張りまくれとも思わないけど、なぜ読売ジャイアンツの選手じゃない人が同じようなケースだったら報道されるのに、今回の坂本選手は報道されないのかっていうところを、それ疑問に思いますわな」と私見を述べた。

そうしたうえで「でもこんなあからさまな忖度するかな。露骨すぎない?忖度だったとしたら。堂々と忖度してますっていう感じなので、大手を振って忖度してやるって事なのかな」と疑問も呈し、淳自身が忖度によってスキャンダル報道を免れているのではという指摘に対しては「いや、僕はちゃんと報道されてますよ。だってアンジャッシュの渡部君だって、ちゃんと週刊誌から出て、ワイドショーであんだけ取り上げられて。で、取り上げることがいいかどうかは置いといても、この人のケースはメディアで取り上げるけど、こっち側では取り上げないってなると、それはナベツネさんに遠慮してるのかって話になるよね」と答えていた。

また、淳は“芸能人”としてデリケートな話題に触れていることを自覚してか、「俺こんなこと言ってたら、日テレ出れなくなっちゃうのかな。でも、これで日テレにもし出れなくなったとしたら、前にもありましたけど、その発言によってテレビ局に出入りできなくなるって事は…まあ、あるかな。もうそうなったら仕方ないよね。だって、これ疑問に思ってることだから」と吹っ切ったように語った。

やがて熱が入ってきたのか淳に対しユーザーから「大した話じゃないからスルーしよ」とのメッセージが送られるも「たいした話じゃないというのは、あなたの感想ですよね。ひろゆきさん風にいうと。みんながそうじゃないと思ってるんだから」と返し、「坂本の話は何が悪いんだ。もう終わった話なのに」という問いかけには「昔の話だったとしても。まあ、これに関しては僕がちょっと情報を得られてないので、まあ、示談してるっていうんだったら、もう示談してても、もうこうやって広げられるんだったら、香川さんのことについても、坂本さんのことにしても示談って、なんなんだって話になってきますよね」と持論を展開した。