9月19日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)では、19日に行われるエリザベス女王(享年96)の国葬について特集。その中でイギリス王室めぐるヘンリー王子(38)の妻・メーガン妃(41)に関するある疑惑が取り上げられ、テレビ朝日解説委員の玉川徹氏(59)の発言が物議を醸している。
ヘンリー王子とメーガン妃といえば、2020年にイギリス王室の公務を引退し、離脱。その後、NetflixやSpotifyと数百万ドル規模の契約を結んだなどの経緯から、イギリス国内からは「立場を利用して利益を得ようとしている」といった声が上がり、人気が急落している。
今回、国葬が行われるにあたり、18日に行われたチャールズ国王主催のレセプションには、ヘンリー王子とメーガン妃の出席は認められず。一方、ヘンリー王子夫妻は自身らの2人の子どもに殿下・妃殿下の敬称が与えられないと知り、激怒しているとも報じられている。
そんな中、番組ではふたりが今後、暴露本やリアリティ番組の制作に協力しようとしている可能性があると報道。また、イギリスの『デイリー・メール』はメーガン妃がウィンザー城の外に現れた際、喪服の左側の腰あたりに四角形の薄いしわができていたことから、隠しマイクを入れていたのではないかとネットで憶測が上がっていると報じていたと紹介した。
これについて玉川氏は「ロケなんかするとき、マイクを仕込む場所、あそこだよね」と発言。「真後ろだと背もたれに当たったりするから。真横だと前から見たら膨らんでるから」と説明し、「送信機つけるなら、大体あそこだよね」と、マイクを“送信機”と言い換えた。
玉川氏の発言に、番組で解説を行っていたタレントのデーブ・スペクター(68)が「録音するだけだったら送信機はいりませんので。多分本当に小さいICレコーダー」と指摘すると、玉川は「そうね、僕もそれ考えたんだけど、大体100メートルくらいしか飛ばないので、電波が。100メートル以上離れたら音も拾えなくなっちゃうので、そこは不合理だな、と」と話していた。
「この発言にネット上からは、『完全に憶測で中傷してる』『くだらない言いがかりで最低』『なんでマイクの話を送信機の話にすり替えてるんだ?』といった疑問の声が集まっていました。メーガン妃といえば今のイギリス王室最大のゴシップネタですが、『モーニングショー』もそれに乗っかり、さらにマイクを送信機と言い換えて視聴者に印象操作しようとする様子に視聴者もドン引きしていました」(政治記者)
英王室の国葬を報じる場での玉川氏の悪ノリは多くの人に不快感を与えたようだ。