ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(46)が30日に自身のツイッターを更新。「コロナ後遺症の『脳の霧』シナプスの破壊が一因か」と題して配信されたナショナル ジオグラフィックの記事を引用して私見を述べた。
ひろゆき氏が引用した記事では、スウェーデンのカロリンスカ研究所の科学者たちが、脳オルガノイド(実験室で培養した小型の脳組織)に新型コロナウイルスを感染させたところ、神経細胞(ニューロン)間の結合部である「シナプス」の破壊が促進されることが判明。2022年10月5日付けで学術誌「Molecular Psychiatry」に発表されたと伝えている。
この発見は、新型コロナウイルスがどのようにして中枢神経系に侵入し、病気を引き起こすかについての理解をさらに深めるものと期待されている。ここ2年間で、新型コロナからの回復後も長く持続する神経と行動の問題が報告されてきた。その一つに、頭の中に霧がかかったようになる「ブレインフォグ」という症状があり、人、時間、場所が分からなくなる見当識障害、記憶喪失、慢性頭痛、しびれを引き起こし、新型コロナ後遺症患者の40%近くが苦しめられているという。
ひろゆき氏は同記事を引用しながら「新型コロナはただの風邪ではなく、脳細胞の結合部分を破壊するそうです。記憶障害が起きたり、集中力が失われます。」と指摘したうえで、「端的にいうと、頭の悪い貴方が新型コロナに罹ると、もっと頭が悪くなりますよ。」と持論を展開した。
この投稿にコメント欄には「おれ頭が悪いのに頭が悪くなるのに気付くかな」「幼い子供や受験を控えた学生さんは一生を左右しかねないんですよね」「マジで怖い、、ワクチン効かないって言われるけど罹る可能性を少しでも低くできるなら俺は打つ」「酒とタバコの販売禁止で」「とても分かる気がします。今も頭に何かもわっとした感じがあります。頭痛がして重い感じ。元には戻らないのかなぁ」「わたしは逆に調子いいぞ!そういう思考がもうあれかな、、、」など、さまざまな意見が寄せられていた。