バラエティ番組『アイ・アム・冒険少年』(TBS系)が1月23日に放送された。この日は「あらゆるものをピッカピカにお掃除!CLeeeaN!!」として、タレントが世の中のいろいろなものを掃除する企画が行われたが、お笑いコンビ・東京ホテイソンのショーゴ(28)とたける(27)が担当した「東京ドイツ村」の掃除が波紋を広げている。

東京ホテイソンは、「子どもたちが喜ぶものを綺麗にしてほしい」という依頼を受け、千葉県にあるテーマパーク「東京ドイツ村」に潜入。担当することになったのは、子ども用の遊具が多くある「わんぱく広場」で、2人から「結構掃除されてない?」と聞かれた担当者は、「私、ドイツ村に入って5年くらいですけど、掃除した記憶がない。どうやって掃除するんだろうってレベル」とあっさり告白していた。

その言葉通り、広場にある砂場はカッチカチで砂が掘れない状態。子どもたちが現在砂場を使うことはないとのことだった。さらに遊具もカビだらけ、埋め込まれている窓も曇り、外から中を見ようとしても曇りすぎてぼんやりしている状態だった。

そこでまずはクワで砂場を耕し、中から出てきた芝生の根っこや石などを除去するために、小さなふるいを使って地道に作業していた2人。しかし、キリがないため、途中から自走砂場清掃機を導入。さらにショーゴが砂場、たけるが遊具の掃除を担当し、日没までになんとか砂場を仕上げ、遊具のカビも除去、窓もしっかり見えるように仕上げていた。

しかし、この一幕に視聴者からは「東京ドイツ村きたねー自分らで掃除しろよ」「東京ドイツ村やべえなって。全国放送しちゃっていいんか、経営者」「遊びに来てる子どもがいるのに、これはねーわ」「何年も掃除すらもしてないってことは故障してないかとか安全確認とかも一切してないんだろうな」といった困惑の声が噴出していた。

「実は砂場もきちんとした枠があるようなものではなく、芝生のすぐ横に土が置かれているだけで、雨が降ったら流れ出したり、再び芝生の根っこが浸食してきたりするのは明らか。こうした雑な砂場やカビだらけの遊具を平気でテレビに出す『東京ドイツ村』にネット上からはドン引きの声が集まっていました。ゴールデン帯のバラエティ番組で芸人と絡むことで集客を狙ったのかもしれませんが、逆にネガティブキャンペーンとなってしまったようです」(週刊誌記者)

果たしてこの放送を見て「東京ドイツ村」に行く意欲が湧いた視聴者がいるのだろうか。