1月31日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で広島県福山市で開催された「二十歳の集い」で危険運転をした20歳の男が逮捕された事件を報道。MCの谷原章介(50)の厳しい一言に視聴者から大きな反響が集まっている。

今月8日に開催された福山市の「二十歳の集い」。今回逮捕された男は、警察署の前の交差点でドリフト走行などの危険な運転を行ったとして、道路交通法違反の疑いで逮捕された。

男は逮捕時、取材のカメラに対し、ピースサインをしながら「やあ、クソじじい。やったろうか、お前」「逃げも隠れもしねえからよ」などと発言。さらにとカメラに中指を立てて挑発するような仕草を見せながらも、捜査員には一礼していた。

この一幕について、谷原は「迷惑行為、これは危険行為ですよね」と苦言。また、カメラへの暴言について「周りの大人に対して『クソじじい』と言ってますけれども、自分も二十歳を超えて『クソじじい』側に来たということを自覚してもらいたいですね」と無表情で言い放っていた。

谷原のこの発言に視聴者からは、「谷原GJ」「辛辣で草」「谷原いいこと言った」といった称賛や面白がる声が聞かれていた。

「谷原といえば、『めざまし8』では失言の方が目立ち、的を得たような発言はなかなかない印象。そんな中、今回は容疑者を単に批判するだけでなく、容疑者の男の発言を逆手に取り、そのまま『クソじじい』呼ばわりカメラに向かって毒づく男の言動に多くの視聴者が不快感を抱いていたため、谷原の発言スカっとした人が多くいたようです」(女性誌記者)

番組MCに就任して以降、爽やかなイメージが一変し、いまではすっかり失言王になりつつある谷原。今年だけでもすでに、24日放送回で寒波のニュースを伝える中継先の女子アナに「どなたかと手を温め合ってる姿というのは、とても心温まる感じでしたか?」ととんちんかんな質問をしたり、6日放送回では暴れる新成人に「やんちゃな扮装をして仲間でもって祝いたいという気持ちは分からないでもない」と発言し、物議を醸している。

「そんな中での今回の発言は、いつもとは異なり視聴者に寄り添ったもの。『クソじじい』というパワーワードを流用したのも功を成し、称賛されているようです」(同)

この調子で“失言王”の汚名返上となるだろうか。