2月22日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)から、準レギュラーとして出演していたお笑いタレントのたむらけんじ(49)が「卒業」することが発表された。
たむらは2021年12月に、50歳で芸人を引退することを示唆。今後については「アメリカに行ってやりたいことが何個かあるんです」と語っている。なお、レギュラーを務めている『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)も、来春での卒業を発表している。
この日、番組の最後に明かされたたむらの卒業。番組への感謝も明かしていたたむらだが、MCのダウンタウン浜田雅功(59)は「実はあなたに内緒で、番組の卒業記念企画を番組でずーっと用意してたんですよ!」と発表した。
これにたむらが「えっ嘘でしょ?」と困惑していると、浜田は「いや、大変だったんですよ!」と嘆き。さらに松本人志(59)も「なにをしようとしてたか知ってる?」と聞くと、たむらは「いや、知りませんよ!いま聞いてめちゃくちゃ汗出てきてますもん!」とまったく心当たりがないことを明かした。
番組によると、たむらの同期のケンドーコバヤシ(50)、陣内智則(49)など松本の後輩芸人らがそれぞれプライベートと称してお別れ会を開き、サプライズで感動させ、たむらが泣くまでのタイムを競う「チーム対抗早泣かせチャレンジ」を開催。より早くたむらを泣かせることができるのはどのチームか?という企画が実施される予定だったとのこと。
しかし、浜田によると、年末に何度も番組プロデューサーが飲みの場に誘ったものの、たむらがずっと断っていたため、結局企画は実施されず。松本もたむらのために何週も空けていたものの、たむらは誘いに見向きもせず。結局お店は予約してしまっているため、松本らが飲みに行く羽目になったことも明かされた。
これを聞いたたむらは「坂本さん(制作プロデューサー)が悪い!」と絶叫。最後には松本からたむらに新しいサングラスが贈られ、“卒業企画”は数分で終了となった。
この一幕に視聴者からは、「うわ、たむけんやっちまったな」「あーあ、やっぱり持ってないな」「テレビに向いてないじゃん」といった冷たい声が集まっていた。
「もともとさほど好感度が高くないたむら。サプライズがあることは分からなかったにしろ、プロデューサーの誘いを断っていたのは完全に自分のせいで、最後に『プロデューサーが悪い』と叫んだ姿にも視聴者はドン引きでした。アメリカで具体的になにをするのかは不明ですが、今回で芸人として“持ってなさ”があらためて証明された形になったようです」(週刊誌記者)
本人のせいで中途半端に終わってしまったたむらの番組卒業企画。芸人引退という選択はあながち間違っていなかったのかもしれない!?