4月25日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に、テレビ朝日局員の玉川徹氏(59)が出演。“取材”に対する玉川氏の認識に視聴者から苦言が集まっている。

この日、番組では、アフターコロナとなり人々の外食への意識に変化が出てきたことを紹介。外食について、「コロナ前と変わらない頻度で行くつもり/行っている」と答えた人の割合は、去年7月の24.3%から10.2ポイント増加した34.5%に。また、「当分は様子を見る」と答えた人の割合は10.7ポイント減ったという。

一方、予約1件あたりの人数の割合は「11人以上」がコロナ前の2019年3月の14%と比べ、8.9ポイント減少した5.1%に。逆に、「4人以下」は60.3%から13.8ポイント増加した74.1%に。つまり、外食需要は戻っているものの、現在は少人数が主流になっているとのことだった。

話を振られた玉川氏は、昨年7月と比べて外食に積極的になった人が1割増えたことに触れ、「1割しか、なのか、1割も、なのか。ちょっと評価が難しいところ」とコメント。「僕から見ると、1割しか動かない状況なんだなって思いますね。5類になっても、別にウイルス消えるわけじゃないので。むしろまた増えてますから」と、5月に新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移ることに触れた。

玉川氏は続けて「心配ですよね、1割でもこうやって(人が)動いていき、ゴールデンウイークも今年はみなさん、旅行いっぱい行くわけですから。そのあとちょっとどうなるんだろうって僕は不安なんですが」と指摘したうえで「ただ、(感染人数が)毎日の発表じゃなくなるので、週に1回。それも定点だけなので、どういう風に判断するのか、ちょっと取材しようかな~と思っています」と話していた。

しかし、この発言にネット上からは、「またテキトーな取材で心配性の視聴者を混乱させるつもりか」「ま〜ったく何の反省もありませんね」「『しよっかな~』レベル。分かってはいたが、反省皆無」といった批判の声が集まっていた。

玉川氏といえば、昨年の安倍晋三元首相(享年67)の国葬時の菅義偉前首相(74)の弔辞が絶賛された際、「当然これ電通入ってますからね」と発言。その後、事実誤認だとして撤回したが、結局懲戒処分を下されることに。

4月からコメンテーターとして本格復帰を果たした際には「この半年間、原点に立ち返り、取材を続けてまいりました。今後も取材というインプットを大切にして、放送というアウトプットを続けていきたいと思っています」とコメントしていたが、視聴者が知りたいことよりも、自分が突きたいところを優先するかのような「取材ししようかな~」というお気楽発言に不快感を覚えた人が多かったようだ。