6月7日放送の『ひるおび』(TBS系)に政治ジャーナリストの田崎史郎(72)が出演。「LGBT法案はぜひとも成立させてほしい」と発言し、視聴者から「最悪の法案なのに」「入管法やLGBT法の中身を取り上げるべき」と疑問の声があがっている。

今回番組では、2週間後に国会の会期末が迫る中、“与野党対決型”法案で「入管難民法改正案」、「LGBTなど性的少数者の理解増進を図る法案」、「防衛費増額の財源を確保する特別法案」が残っていると紹介。

 このうち、「入管難民法改正案」は9日に成立する見通しで、「LGBTなど性的少数者の理解増進を図る法案」は9日に審議入りし今国会中に与野党案が成立する見通しとなっている。

司会の恵俊彰(58)から「立憲民主党の抵抗によって会期末が延長された場合」とし、「与党してはどうなんですか?」と聞かれた田崎氏は、「法案を成立させるためならしょうがない。できれば会期内で収めたいけど、LGBTの法案もありますから。それを成立させるためには延長もやむを得ない」との見解を示した。

さらに、スタジオを去る時間が来た田崎氏に、恵が「何か言っておきたいことありますか?」と話を振ると、田崎氏は「解散はないでしょうけど、法案を成立させるためには延長はありうるし。中でも僕は、LGBTの法案はぜひとも成立させてほしいと思います」と主張。

LGBTの法案成立に対しては「不安を持たれる方もいっぱいおられると思う」としながら、「しかし、一歩前進であることは確かなんで。理解増進の法案、理念法ですけども、成立させたほうが、我々の意識改革にもつながっていくだろう」と語った。

 これにネット上では「政局よりも、入管法やLGBT法の中身を取り上げるべきだろう」「LGBT法案が通ると国民の意識がどう変わるのさ」「LGBT法案とやらの中身についてテレビマスコミメディアは全然報道しないよな。報道して広く知られたくないってことなんかな」「LGBT法案はむしろこれこそが差別法案やから要らん。何で特別扱いせなあかんねん」との声が集まっている。

LGBT法案に関しては『差別』と『区別』は違うとし、国民から様々な疑問や反対の声が噴出しているが、与野党内でまともな議論がされないまま法案が成立しようとしている状況。

そのため、田崎氏の成立して当然というような物言いに疑問を覚えた視聴者が多かったようだ。

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