8月22日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)に、モデルでタレントのアンミカ(51)が出演。今月13日に大阪で開催された音楽フェス『MUSIC CIRCUS’23』の公演中、韓国のDJ SODA(35)が一部の観客から胸を触られるといった、セクハラ被害を訴えたことに言及した。

DJ SODAは、ステージを降りて客席の近くに行ったところ、ハイタッチなどをする客に紛れて胸を触るなどセクハラ行為を受けたとしてSNSで被害を訴えた。実際に胸を触られているように見える画像も複数投稿し、「あまりにも大きな衝撃を受けて未だに怖くて手が震えています」と被害を受けたことへの心境もつづっていた。

しかし、DJ SODAの訴えに対し一部のネットユーザーから「そんな格好しているからでは?」「危機感なさすぎ」といった、まるで“服装が原因”であるかのようなコメントも散見され、物議を醸している。こうした声に、DJ SODAは「私がどんな服を着ていたとしても、私に対してのセクハラと性的暴行は正当化できません。私は人々に私に触ってほしいから露出した服を着るのではない」とコメントを発表している。

性的被害と服装が結びつけられてしまうことについて、アンミカは「これはどんなことがあっても合意がなければ触ってはいけない」ときっぱり。続けて「この議論として、華やかな服装、露出度が高かったからじゃないかっていう『被害者にも何か(原因が)あったんじゃないか』っていう考え方をする議論自体が残念です」と語り、「何があっても相手を触ってもいいっていう……どんな服装であってもっていうのは正当化の理由に1ミリもならない!」と語気を強めて、否定していた。

しかし、この放送に対しても一部のネットユーザーから「どんな服装や露出でも痴漢される側に罪はないという考えはおかしい」「服装じゃなくて、本人に原因があるのは間違いなく」「服装言われるの当然ですよ」といった声があがっている。

言うまでもなく、服装を理由にセクハラや性暴力を正当化しようとするのは言語道断。アンミカは、DJ SODAに観客が殺到し将棋倒しのようになっていたことから「安全性も気になった」とコメントしていたが、同様の被害が起きないようにするにはフェスを運営する側の対策も必要となりそうだ。