9月18日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)でジャニーズ性加害問題について報道。事務所創設者のジャニー喜多川氏(享年87)からの性加害に関する被害補償の受付窓口を出演者で弁護士の三輪記子氏(46)が批判し、視聴者から疑問の声が集まっている。

今月15日、公式サイト上でジャニー喜多川氏による「性加害問題に関する被害補償の受付窓口」を設置したことをアナウンスしたジャニーズ事務所。補償受付窓口は元裁判官の経歴を持つ弁護士3名によって組成された「被害者救済委員会」によって設置され、その被害者救済委員会が被害者からの申告内容を元に補償額を決定するとのこと。その判断にジャニーズ事務所は関わらないことも発表されている。

しかし、番組ではこの補償受付窓口のフォームに、氏名、生年月日、連絡先のほか、「被害の内容等」「性加害により受けた影響」があることを批判的に報じた。

このことについて三輪氏も「このフォームの準備にあたって、被害者の心理の専門家に意見を聞いたのかな? ってすごく疑問に思いました」と苦言。

自身も性被害に遭った方の相談を聞くことがあるというが、「(補償受付窓口は)すごく雑過ぎるし、聞くこと自体がセカンドハラスメントになりかねない。これはやり方をあらためるべきだと思いますね」と批判していた。

しかし、この発言に視聴者からは、「被害を特定しなければ賠償しようがないでしょ。言い値で賠償しろっていうことなのかな?」「何言ってんだ。裁判だってどんな被害受けたか明確にしないとダメだろ」「じゃあどうしろと。弁護士から漏れるわけでもないんだろ」というツッコミが多く集まっていた。

「確かにフォームで申告することは被害を思い出すことにも繋がり、被害者にとっては苦しいこと。しかし、その項目をなくすと、虚偽の申告者が出る事態にもなりかねない上、内容を精査できないため『被害額が一律』にもなりかねません。いまは何をしても叩かれるジャニーズ事務所ですが、今回の三輪氏の発言には疑問の声が殺到していました」(芸能記者)

フォームを設置した被害者救済委員会はジャニーズ事務所とは切り離された存在のはずだが、これもジャニーズ事務所への批判に繋がってしまうようだ。