東京の国立代々木競技場にて、FIVB パリ五輪予選 ワールドカップバレー2023の女子大会が開幕した。初日となる9月16日(土)には、日産自動車株式会社(以下、日産)がプロデュースする応援練習のパフォーマンスも披露された。
日産は2007年よりワールドカップバレー女子大会を特別協賛していて、今回もスポンサーに就任している。会場の国立代々木競技場には日産のEVが展示されただけでなく、「やっちゃえNIPPON」とプリントされた応援用のスティックバルーンを日産が観客に配布した。
日本の初戦となったのはペルー戦だが、その開始前には、日産がプロデュースするスペシャルパフォーマンスがコートで繰り広げられた。
満員の観客が「やっちゃえNIPPON」バルーンを叩いてコールの練習を行なった後に、モップを持って清掃スタッフに扮した女性たちがコート上に登場。
女性たちがモップから手を離すと、モップはカラフルな光を放ちながら踊るように滑りながら移動した。運転支援システムなどで知られる日産の先端技術を活用した、自動運転モップだったのだ。モップは障害物や女性たちにぶつかることなく、スムーズにコート内を動き回った
清掃スタッフの制服から衣装を変えてダンサー姿となった女性たちが、ノリノリで激しく踊り出すと、ドラムパフォーマンスチーム「鼓和-CORE-」が加わって、場内の盛り上がりは最高潮に。バルーンを叩きながらの観客の「やっちゃえNIPPON」コールが会場を満たした。
応援練習の成果は、その後の日本対ペルー戦でも大いに発揮された。会場中の声援を受けた日本は、ペルーを終始圧倒してストレート勝ち。白星発進の快調な滑り出しを果たすことができたのだった。
今回は会場での応援パフォーマンスをプロデュースした日産だが、会場に来られない人でも日本中から応援に参加できるように日産はバーチャルバルーンのARエフェクトをInstagramとTikTokで公開している。