9月19日(木)、東京・渋谷にて「明治エッセル スーパーカップ なめらかエッセルファクトリー」内覧会が開かれた。

「なめらかファクトリー」は、株式会社明治の人気アイス「明治エッセル スーパーカップ」シリーズ誕生30周年を記念して9月19日(木)~29日(日)に期間限定でZeroBase渋谷にて開催される体験型ポップアップイベント。

イベントでは工場出来立てのようななめらかさを再現した「なめらかエッセル」が、数量限定でイベント参加者に無料で提供される。

内覧会では、明治のグローバルフードソリューション事業本部フローズン・食品事業部フローズンデザートグループの吉岡征史さんが登壇した。吉岡さんは明治エッセル スーパーカップ(以下、エッセル)について解説。1994年に発売されたエッセルは老若男女に愛されるブランドで、その美味しさのポイントはコクとキレを両立させた“後キレ”の良さにあるという。

これまでの30年の歴史で約65種のフレーバーのエッセルが登場しているが、その中には他社に先駆けて実現させて定番化させたフレーバーもあると吉岡さんは語り、現在発売中の新フレーバー「ずんだ」を紹介。

「ずんだ」は、2023年6~7月に実施した「みんなの声で決まる新フレーバー開発プロジェクト」に寄せられたアイデアから実現したフレーバーで、エッセルの意欲的なスタンスを表わしている製品だ。

こうした様々な魅力を持つエッセルだが、そのエッセルの工場出来立てのような状態を再現したのが、イベントで提供される「なめらかエッセル」だ。エッセルは約-4℃で製造され、カップに流し込まれた後に冷凍されて、店頭では約-18℃で保存される。このカップに流し込まれて冷凍される前の状態のエッセルは、吉岡さんによると食べた明治の社員全員が大絶賛する美味しさなのだとか。

内覧会にゲストとして招かれたアイス研究家でエッセルをこよなく愛するシズリーナ荒井さんが、「なめらかエッセル」を試食。スプーンをアイスに刺した瞬間に「“さじ通り”が違います」と感想を述べた荒井さんは一口食べた瞬間に「なめらか!」と声を上げた。食べ終わった後には、荒井さんは「口に運んだらまずなめらかな衝撃があり、次に『こんなに強かったの!?』というバニラの衝撃がありました」と驚きながら感想を述べた。

現在、エッセルの製造過程の工場見学を受け付けていないそうで、工場出来立てのエッセルを味わうことは難しい。そのなかなか食べることができない味を楽しめるのが「なめらかエッセル」で、今回の「なめらかファクトリー」はそれが味わえる貴重な場だと言えそうだ。

イベントの実施期間は、9月19日(木)~29日(日)。営業時間は11:00~18:00。会場はZeroBase渋谷(東京都渋谷区道玄坂2-5-8)。会場内にはエッセルの歴史と渋谷カルチャーの歴史を合わせた年表なども展示される。イベントで提供される「なめらかエッセル」は1人1つで、入場時に配布される整理券が必要。