古代から琵琶湖産のニゴロブナ(煮頃鮒)などを主要食材として作られ続けている滋賀県の郷土料理として広く知られている「ふなずし」。

現在の寿司の原型といわれている「なれずし」の一種で、独特の香りや味が特徴です。

滋賀県の名産「ふなずし」

そんな「ふなずし」をもっと親しみやすい食べ物にするため、「ふなずし」をさまざまな角度からアレンジした商品を販売をするお店が、滋賀県野洲市にお店を構える『BIWAKO DAUGHTERS(ビワコドーターズ)』。

『ビワコドーターズ』が琵琶湖のほとりにオープンしたのが2016年11月。

「祖母から母へと受け継がれてきた味を残したい。地元の方々はもちろん、遠方の方、若い方にも湖魚(こぎょ)の美味しさを知ってほしい」そんな想いから今も親子3代で、琵琶湖で代々受け継がれてきたローカル食作りに携わっています。

『ビワコドーターズ』は、JR東海道本線「野洲駅」から車で約20分ほど先の場所にあります。店内は、木を基調とした温かみのある雰囲気。琵琶湖でとれた食材を活かした鮒ずしや佃煮、サンドイッチ、デザートまで幅広く販売をしています。

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