日本で丸亀製麺に行ったことがある人は「焼きうどんなんてあったっけ?」と思うかもしれません。そう、このオム焼きうどんは日本の丸亀製麺にはないメニューなのです。
薄焼き卵にお箸を入れてみると、ソースが絡んだうどんと、豚肉やキャベツ、にんじんなどの具がお目見え。「海外の日本食」にありがちな怪しさがなく、普通においしそうです。
日本人から見るとちょっと気になるのは、卵の上にかかっているソースが赤いことでしょうか。
実際に食べてみると・・・薄すぎず濃すぎないほどよい味付けで、うどんにも適度なコシがあってなかなかのお味。
「絶品」とはいえないまでも、日本人でもがっかりすることのないレベルに達しています。ただし、卵の上にかかっている赤いソースが少々甘く、パンチのきいた甘辛ソースの焼きうどんに慣れている日本人にとってはやや物足りないかもしれません。
しかしこれはまだ序の口。タイの丸亀製麺には、タイでしか考えられないようなご当地うどんメニューがあります。
その名も「シーフードトムヤムうどん」。こちらもタイの丸亀製麺のベストセラーメニューです。
これを食べずには帰れないということで、続いて「丸亀製麺 サイアムスクエアワン店」にやってきました。
バンコクの渋谷とも原宿とも呼ばれるサイアムだけあって、丸亀製麺にも若者の姿が目立ちます。お店の前には巨大な釜揚げうどんのオブジェがあって、インパクト抜群。
いよいよタイらしさ全開のシーフードトムヤムうどん(139バーツ)にお目にかかります。
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