真山勇一参議院議員(74)のツイッターが炎上し、謝罪をするなどの事態が発生している。

今月初めから各地に被害をもたらした西日本豪雨について、真山議員は14日に自身のツイッターを更新。自衛隊による緊急搬送など、官民一体の物流強化によって広島県呉市のコンビニに商品が並んだことを報告する首相官邸公式ツイッターを引用し、「自衛隊が運んだのは、被災者への救援物資ではなく普通に店で売る商品ということのよう」とつづり、「ということはお金がなければ買えない?というのに引っかかるのはおかしいでしょうか」とツイートした。

しかし、このツイートに対し被災者を中心にクレームが殺到している。

真山議員のツイートを受けて、「おかしいに決まってるでしょう!被災者の方達の中には家が無事である程度、買い物が必要な方もいるんですよ?」「物流をインフラと捉えていないのは政治家として致命的かと。道路が寸断されていて物流が動けないなら自衛隊に運搬してもらった方が良いでしょう。法的根拠もある」「参議院議員が災害対策基本法で、コンビニが支援対象になっているのを知らないなんておかしいですよ。国会議員なのに誤解されるような情報、デマを流すのはやめてください」といった声が集まり、炎上する事態に発展してしまった。

こうした状況に真山議員は16日にふたたびツイッターを更新し、先のツイートについて「多くのお叱り、ご批判を頂きました」としつつ謝罪し、「災害対策基本法、自衛隊の災害派遣については理解をしているつもりです」「私としては、それに基づいての被災者、被災地に対する心配りが足りなかったと反省しています」とつづっていたが、いまだ批判は止まらない状態。被災者の不快感を拭うことはできなかったようだ。