立憲民主党の蓮舫議員(50)が自身のツイッターを更新し、5日夜に自民党議員の間で行われた懇親会、通称“赤坂自民亭”について苦言を呈した。
西日本に記録的な大雨が降り始めたさなかに行われた懇親会ということもあり、野党からの厳しい批判が起こる事態となっていた。
この件について安倍総理(63)は17日に「政府で万全の態勢で対応に当たってきた」と問題はなかったとしており、麻生太郎財務相(77)も記者の前で懇親会について「若手の中で、派閥に所属していない無派閥の人たちなんかと色々と懇親を深める、コミュニケーションを良くするというのを目的としているんですから」とコメント。「その人たちと私と色々な話をするという意味で、極めて有効な手段の1つ」としていた。
しかしこれについて、これまでツイッターを通じて何度も批判を展開してきた蓮舫議員は、18日にもツイッターを更新し、麻生財務相のこの発言を報じる記事を引用しつつ、「良いことなのか」と苦言を呈していた。
良いことなのか。
— 蓮舫(@enho_sha) 2018年7月17日
一方、このツイートに有権者からは、「ご本人の意図してることと違うように勝手に解釈して揚げ足を取るのはどうかと……」「立憲民主党も飲み会してますよね?なぜそれはスルーして自民党ばかり責めるんですか?」「『懇親会については』とあります。ご自身の自民党に対するバイアスから、早く解放されてください」といったツッコミの声が多く寄せられていた。
自民党の懇親会を批判する立憲民主党だが、同じく立憲民主党も5日に手塚よしお衆議院議員(51)の政治活動25周年記念パーティーを行い、蓮舫議員も出席している。また、15日放送された『日曜討論』(NHK総合)に出演した蓮舫議員は自民党の懇親会について「6日夜に会合した」と誤った発言をし、批判も呼んだ。有権者からの不信感を拭うのは簡単なことではないようだ。