アーティストのろくでなし子(46)が自身のツイッターを更新し、なお続く自民党の杉田水脈議員(51)に対する過剰なバッシングに苦言を呈した。

杉田議員が雑誌『新潮45』に寄稿した「LGBTは生産性がない」ために税金の投入に関して是非があるとしたという記事を巡るこの騒動。日に日に杉田議員へのバッシングは過激化。27日には自由民主党本部前でLGBTらによる杉田議員の議員辞職を求めるデモ運動も開催された。

そんな中、28日にろくでなし子がツイッターを更新。「杉田水脈氏のあの発言は本当に酷いし批判されて当然なんだが」としつつ、「杉田さんの顔相占いして『性格悪い人の顔』だとか幼稚な記事を書いちゃうメディアの無自覚な『私たちの差別は良い差別』感覚も相当だなぁ」と一部メディアに苦言を呈した。

また、杉田議員批判をする側にも容姿批判が広がっているといい、「『どんな人であっても差別はよくない』はずなのに、杉田水脈で検索すると、発言とは関係ない容姿をバカにしてる人が結構いて『見た目を貶すのも批判』とまで言ってる人がいて、なかなかダブスタが凄い」と、LGBTへの批判をする側が容姿を批判するというダブルスタンダードになっていることを指摘していた。

これら一連のツイートにろくでなし子のツイッターには、「みんなとにかく攻撃するのが気持ちいいんでしょうね。差別なんてただの大義名分だと思います」「私も彼女の顔についてあれこれ言う人達は本当に程度が低いと辟易してます。そういう意味ではお気の毒…」「杉田さんの発言というのは、文脈の前後関係なく切り取った文言であってLGBTを差別するような内容ではないと思います。騒ぎの根源は結局反与党では」といった声が集まっていた。