個人経営のお店を中心に、個性溢れる飲食店が並ぶ東京・荻窪エリア。

例えば、最高のタンメンを味わえるお店として熱狂的なファンも多い「はつね」や、隠れ家的な中華店として多くの著名人もお忍びで通う「ジョカサア」、さらには鶏油で揚げた本物の唐揚げを堪能できる「鳥よし」、そして全品ほぼオール170円の最高のイカ専門立ち呑み居酒屋「やきや」、そして300gの巨大でジューシーなトンカツが味わえる名店「たつみ亭」、さらには、いまでは定番メニューとなったつけ麺のルーツとも呼ばれているお店「丸長中華そば店」に、食べログで欧風カレー部門全国ナンバーワンとなっている荻窪が世界に誇るカレーの名店「トマト」など、東京の他のエリアではなかなかお目にかかれない味わい深いお店が所狭しと集まっている。

今回は、そんな都内のグルメタウンの1つ荻窪エリアにある、絶品の海鮮料理を味わえる名店をご紹介したい。

お店の名前は「魚耕(うおこう) 荻窪本店」。

・東京の老舗一大鮮魚チェーン、魚耕ホールディングスが営むお店
実はこちらのお店、東京10店舗以上を展開する一大鮮魚チェーン店。

創業者が築地市場でマグロの卸問屋を始めたことからスタートしたこちらの会社は、1951年(昭和26年)に創業者の長男によって、東京都杉並区の荻窪に有限会社として創業される。

1951年(昭和26年)といえば、第二次世界大戦が終わり、わずか6年しか経っていない年。

時代は朝鮮戦争の真っ只中であり、戦争特需によって戦後の日本が徐々に豊かになっていく、そんな時代であった。

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