沖縄知事選挙に立候補を表明している自由党幹事長の玉城デニー候補(58)がツイッターで、自身が掲げる政策「新時代沖縄」について語った。

「新時代沖縄」として、米軍普天間基地の閉鎖・撤去などの構想を主張している玉城候補。11日には、13日の告示を前に自公維が推薦する佐喜真淳前宜野湾市長(54)と公開討論会を行っていた。

そんな玉城候補だが、11日にツイッターを更新し、「翁長さんはよく『誇りある豊かな沖縄』という言葉を口にしました。私もこの言葉が大好きです」とコメント。さらに「『革新』や『保守』といった立場に隔てられていたウチナーンチュを結びつける何かがあると翁長さんは信じていました。それこそが沖縄のアイデンティティ」と自身なりの解釈をつづった。

また、玉城候補は「すべてのウチナーンチュが共有できる未来のビジョンを示し、翁長さんの願いを現実することができたなら、沖縄に新時代がもたらされるのではないか」とし、「新時代沖縄」というヴィジョンについて、「その思いを私なりに言葉にしてみたものです」と明かした。

これまでもたびたび故翁長知事について言及し、「意思を引き継ぐ」ことを強調し続けてきた玉城候補だが、ネットからは、「いちいち翁長さんの名前出すのは何で?自分に自信がないのかな」「いい加減故人の名前で政治活動するのやめませんか?」「いつまで故人を利用し続ける気ですか?故人を平然と利用できる神経を異様に思う」といった呆れ声が多く集まる事態となっている。

玉城候補を巡っては、政治資金規正法違反の疑いも報道されているが、選挙にどう影響してくるか。今後も注目が集まる。