町がライトアップされる夜には、昼間とはまた違ったロマンティックな表情を見せてくれます。時間に余裕があれば、日中と夜、2度訪れて景色を比べてみるものいいでしょう。

要塞内やその周辺を歩き回れば、異なる角度からトビリシのパノラマを楽しむことができます。丘の上には滑りやすい箇所もあるので、スニーカーなど歩きやすい靴で出かけてください。

現在はほとんど廃墟のようになっているナリカラ要塞内ですが、1967年の考古学研究により、12世紀に教会が建てられていたことが明らかになりました。

それに基づいて1996年に要塞内に再建された教会が、聖ニコロズ(聖ニコラス)教会。

十字架型のバジリカに円筒形のドームが載った、典型的なジョージア正教会の教会で、いかにも古そうな城壁跡と比べると、建物が新しいことがわかりますね。観光客でも中に入ることができ、聖書の場面とジョージアの歴史を描いたフレスコ画などが見学できます。

丘の上での観光を済ませたら、またロープウェイを使ってもいいですが、変わっていく風景を楽しみながら、徒歩で旧市街まで下るのもおすすめ。

ナリカラ要塞の入口前の道を下っていけば、ハマム街などがある旧市街にたどり着きます。高台から町を見下ろした後、実際にそこを歩けば、また新た発見が待っていることでしょう。

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