暦の部分をよく見てみると、1923年から2123年までのカレンダーが書かれており、イースターなどの毎年異なる重要な行事が何年度の何月何日になるのか一目でわかるようになっています。
カレンダーの左にいる老人が棒で指している先を見ると、この日の日時である10月2日が示されています。
人間の生涯の何倍もの長い時間の中で、時を刻み続けてきたこの天文時計を見ると、感慨深いものがあります。
ところで、この写真は時計のからくりが動く12時に撮影しましたが、針が11時を指しているのはなぜだと思いますか?
理由はスウェーデンはサマータイム(夏時間)を導入しており、時計はそれらに関係なく冬時間を示しているからです。
今年、EUはサマータイム制度の廃止を提案する準備に入ったので、この時計の時間のズレは、将来は懐かしいものになるかもしれません。
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