食べているうちに体がぽかぽかしてくるのは、コシードのせいなのか、ワインのせいなのか……、いずれにせよ、寒い冬に体を内側からあたためてくれることは間違いありません。

コシードを食べていると、途中でウェイターさんがキャベツの添えものをのせに来てくれました。キャベツは消化を助けてくれるので、肉料理のおともにぴったりですね。

もともとが家庭料理であるコシードは、洗練された味わいというよりも、どっしりした素朴でやさしいおいしさ。クセがなく、バターやクリームを多用していないので、日本人の口にもよく合うと思います。ただ、1人前がかなりのボリュームなので、女性にはやや多すぎるかもしれません。

辛いのが好きなら、途中でトッピングをして味を変えてみるのも良いでしょう。

デザートには、リンゴのフリッター(ブニュエロ・デ・マンファナ)とアイスクリームを。

ミルク入りコーヒー(カフェ・コン・レチェ)といっしょにいただきました。

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