お目当てはもちろん名物のバインセオ。バインセオを注文すると、もれなくベトナムの食卓に欠かせない、たっぷりの香草が運ばれてきます。

薄くパリッと焼き上げられた黄金色のバインセオは、実に食欲をそそります。小さいサイズでも30センチほどの大きさがあり、中にはもやしや豚肉、エビがつまってボリュームたっぷり。

バインセオを小さく切ったら、サニーレタスや好みの香草に包んで、ヌクチャムというヌックマム(魚醤)をベースにしたタレにつけていただきましょう。

ココナッツの優しい風味のバインセオ生地は、いままでにないパリッと感。外はカリッと、中はしっとりと焼きあがっていて、まろやかなバインセオとスパイシーな香草がよく合います。

バインセオ46Aの売りは、なんといっても生地のパリパリ感。それだけに、油をたっぷりと使い揚げるように焼いており、油分が多めなので、その点が好き嫌いの分かれるところかもしれません。

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