ニョニャ料理は、19世紀後半までにマレーシアに移住した中華系移民男性が現地の女性と結婚し、生まれた子孫たちの家庭料理。その子孫たちをプラナカンと呼ぶため、プラナカン料理ということもあります。
中華系の食材や調理器具を使いマレーシアの香辛料や味付けでアレンジされているので、中華料理ともマレーシア料理とも違う、独特の味わいです。
今回紹介するのは、マレーシアのペナン島、ジョージタウンで人気のあるニョニャ料理レストラン「ペルッルマ(Perut Rumah Nyonya Cuisine)」です。
店内は一部吹き抜けになっており、開放的な空間。緑が多く、色彩が濃いです。
吹き抜けの部分には水色の傘。
中華料理店らしくもありますが、東南アジアらしいエキゾチックな雰囲気も混ざり合っています。
奥にある棚には、お弁当箱でしょうか、ホーロー製と思われるかわいい容器が並んでいました。
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