大手仮想通貨取引所ビットフライヤーが、ビットコインにおける証拠金取引の最大レバレッジ倍率を日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)のガイドラインに基づいて引き下げることを発表していた件で、具体的な実施日程を9日に発表した。
発表によれば、ビットフライヤーは4月22日午前4時から午前6時までサービス変更に伴うメンテナンスを行い、新規発注時の最大レバレッ ジ倍率を 4 倍に変更する。これ以降、評価証拠金の 4 倍を超える新規注文は出せなくなる。
また、6月24日時点で4倍を超えるレバレッジを設定している建玉についてはすべて4倍に変更されることになり、この時点で4倍を超える建玉を保有している場合には追証・ロスカットが発生する可能性があると注意喚起している。
ビットフライヤーはこれまで最大レバレッジ倍率を15倍と設定していたが、VJCEAの定める「最大倍率4倍以下」というガイドラインに従う形となる。国内の仮想通貨取引所でJVCEAに加入する取引所はすでにビットポイントやDMMビットコインなどがレバレッジ倍率の引き下げを実施しており、今後も各取引所の対応が続くことが見込まれる。