ゴールドマン・サックスのCEOであるデイビッド・ソロモン氏が10日米下院の公聴会で、同社が仮想通貨トレーディングデスク設立を計画したことはないとして過去の報道を否定した。
ソロモン氏は、最初に同社が仮想通貨のトレーディングデスクを計画すると報じていたブルームバーグの内容は誤りであるとし、他企業と同様に同社では仮想通貨市場の発展に伴いそれを理解しようと努力している段階であると発言。また、特定の顧客に対して物理的に(ビットコインなどの)先物決済を行うことはあるが、それ以外にデスクを開く予定はないとした。
また仮想通貨関連商品を扱う可能性については、今後どこかの時点で検討する可能性はあるが、疑いの余地なく規制面が明らかになっておらず、また仮想通貨が長期的に存続可能かどうかも不明であると見解を述べた。