注文をとってくれた店員さんが「穴子天丼、一丁!」と大きな声を張り上げて厨房へ注文を伝えると、しばらくして熱々の穴子天丼が運ばれてきました。

丼からあふれでる穴子の天ぷらは、頭付きの大きなサイズのものが2尾。思わず笑ってしまうほどのボリュームです。衣の香ばしい香りとたれの甘辛い香りが漂ってきて食欲をそそります。

こんなに大きな穴子天ぷらが2尾のった天丼に、具だくさんのお味噌汁とお漬物がついて、1,000円でお釣りがくるとは、さすが、安くてウマい市場メシです。

さくさくの衣にかぶりつくと、中は柔らかいフワフワの身。たれの染みたご飯といっしょにかきこめば、口中においしさが広がります。こんなに豪快に穴子を食べたのは初めてかもしれません。

今回は穴子天丼で満腹になってしまい、ほかのものは食べられませんでしたが、気になったのは、何人かの常連と思しきお客さんがセルフサービスで取っていた日替わりランチ。

番号札1から1品、番号札2から1品、好きなものを取り、ライス、お味噌汁、お漬物をつけてセットにするようです。

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