米拠点の世界最大規模のスーパーマーケットチェーンであるウォルマートが米特許商標庁(USPTO)に対して、「法定通貨に価格ペッグさせたデジタル通貨」に関する特許を申請していることが明らかとなった。アメリカの各メディアが報じた。
米特許商標庁の公開内容によると、ウォルマートが申請しているのはSNS大手フェイスブックが構想する法定通貨に価格ペッグされた独自の仮想通貨とよく似ている。ウォルマートもまた、法定通貨と価格を連動させたブロックチェーン基盤のデジタル通貨に関する特許を申請している。また、この仮想通貨が食品や小売店での支払いに利用でき、必要に応じて簡単に現金化することも想定した内容となっている。
ウォルマートは、これまでにも少なくとも50以上のブロックチェーン関連の特許を申請している。