世界には映画のロケ地になった図書館や物語に出てきそうな図書館など、美しい図書館がたくさんあります。
例えば、映画「007」のロケ地にもなったチェコのプラハにあるストラホフ修道院の図書館、ポルトガルの世界遺産「コインブラ大学」にあるジョアニア図書館、そして、トルコの世界遺産「エフェソス」にあるセルシウス図書館、さらにはオーストリア国立図書館(プルンクザール)、オーストラリア、シドニーのニュー・サウス・ウェールズ州立図書館など、絶景と呼ぶにふさわしい図書館が存在しています。
そんな世界中の美しい図書館の中から、今回は「世界の美しい図書館トップ20」にも選出された、オーストラリア・アデレードにある南オーストラリア州立図書館をご紹介しましょう。
こちらの図書館の一番の見所は1884年に完成したモートロックウィングと言う図書館と博物館が合わさった場所。
この場所は映画「美女と野獣」のような図書館だと絶賛され、本が好きな人だけでなく、建築やアートが好きな旅行者にも愛されています。
建築様式はフランス・ルネサンス様式で、天井は17世紀の建築家フランソワ・マンサールによって考案されたマンサード屋根が印象的な建物となっています。