大聖堂前の広場には大きなステージがあり、伝統のダンスや歌が披露されます。このほか各所にある小さなステージで見られるのは、町の歴史を語る劇や歌、道化師による見世物など。日が落ちて夜になると迫力たっぷりの炎のショーが繰り広げられ、集まった慣習をファンタジーの世界へと導きます。

祭りの中でも特に大きな盛り上がりを見せるのが、昼過ぎに行われるパレード。民族衣装を身にまとった人々や農作業に使う巨大な機械、ブラスバンドの演奏隊などが列を作り、歴史ある町の中を練り歩きます。

ドイツの民族衣装といえばバイエルンのディアンドルが有名ですが、ほかにも地域ごとに特色のある民族衣装がいくつもあります。頭の飾りや肩にかけたスカーフなど、細かい部分にも注目してみましょう。

登場する巨大なトラクターなどは、どれも年季の入ったクラシックカーのよう。どのトラクターもピカピカに磨かれ、美しい花で装飾がされていました。

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