最愛の息子の死に悲しみに暮れたスレイマン大帝は、息子の死を記憶するために、当時の宮廷建築家スィナンに、彼のためのモスクを建設するように命じました。それがシェフザーデ・ジャーミィなのです。帝室からスィナンに課せられた最初の重要な任務であったのにも関わらず、出来栄えがあまりにもよかったため、スィナン自身もこのモスクを「徒弟時代の傑作」と評しているのです。
ミマール・スィナンのモスク、としてだけでなく、それを建てるに至った経緯を知ることで、きっとモスクの見学はもっと興味深く、奥深くなります。イスタンブールを訪れたら、その時代背景に思いを馳せながら、メフメトのためのモスクを訪れてみてはいかがでしょうか。
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名前 シェフザーデ・ジャーミィ(Şehzade Camii)
所在地 Şehzadebaşı Caddesi 18-42 34134 Fatih İstanbul
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