会場をシラー広場に移してみると、ここにはカゴや帽子、ウール製品といった日用品を扱う店が多く並びます。

可愛らしい羊たちが乗っているのはフラムクーヘンのお店。フラムクーヘンはサワークリームを塗った薄い生地にベーコンと玉ねぎを散らして焼いたピザのような料理で、南西ドイツやフランスのアルザス地方でよく食べられているもの。レストランのほか、ワインフェスティバルやクリスマスマーケットでもよく見かけます。

屋根の装飾が話に上ったところで他の店の屋根にも注目してみると、どこも凝った装飾ばかり。というのも、シュトゥットガルトのクリスマスマーケットでは毎年最も美しい屋台を決めるコンテストを開催。優勝すべくどのお店も外観には特に力を入れ、その結果として豪華な屋台の競演が楽しめるのです。

屋根の上でサンタがソリに乗っていたり、巨大なトナカイが動きながら歌を歌っていたりと、どの装飾も個性的なものばかり。写真の様なレトロ志向のものもあり、どれが好みか見ながら歩くのも楽しいですよ。

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