岐阜県北部の飛騨高山。雄大な北アルプスに囲まれた自然豊かなこの地は、古き良き日本を偲ばせる街並みや温泉、飛騨牛をはじめとするご当地グルメなど様々な魅力にあふれています。

そんな飛騨高山で絶景を楽しめる場所のひとつが、長野県との県境にある新穂高温泉。ここでは日本唯一の2階建てゴンドラである「新穂高ロープウェイ」で山頂まで行き、360度に広がる雄大な北アルプスのパノラマが楽しめるのです。

新穂高ロープウェイは、新穂高温泉駅と鍋平高原駅を結ぶ第1ロープウェイ、しらかば平駅から西穂高口駅を結ぶ第2ロープウェイに分かれています。第1ロープウェイに4分乗車後、第2ロープウェイに乗り換えて7分で山頂に到着です。

ロープウェイの乗り換え地である鍋平高原からは、既に顔をのぞかせているアルプスの姿が。ここにはビジターセンターや温泉、足湯があるほか、しらかば平駅にはレストランやベーカリーも入っています。

目の前を走る2階建てゴンドラを見ながら、ゆっくり足湯に浸かるのも良いですよ。

筆者が訪れたのは3月でしたが、初夏から秋にかけては山野草ガーデンの散策もおすすめ。普段なかなか見られない山野草や高山植物が可憐に花を咲かせている様子を、じっくり観察できます。

第2ロープウェイは発車後にどんどん高度が上がり、周囲の山々を追い越しながら山頂に到着します。

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