テレビアニメーション第1号となった鉄腕アトムの放映が開始され、現在でも放送されているキユーピー3分クッキングが開始された。また、大きく国民生活を変えたモータリゼーションの大きな波は、日本全国へと広がりをみせ、日本初の高速道路である名神高速道路の栗東-尼崎が開通、多くの自動車会社が新しいデザインの車を発表していた時代。

そんな時代に生まれた美味しい群馬の焼肉チェーンは、今なお、多くの群馬県民に愛されているのだ。

・まるで宮殿のような店構え
初めて朝鮮飯店を訪れたのなら、まずその店構えに驚いてしまうかもしれない。

とても1000円以内のリーズナブルなランチを提供しているとは思えないほど豪華な外観に、店内はヨーロッパ調のステンドグラスや彫刻を模したデコレーションがさまざまに施されている。

店舗によってその外観や内装は異なるそうだが、非常に落ち着いた雰囲気で美味しい焼肉を味わえる、まさに夢のような焼肉のテーマパークといっても過言ではない。

そんなお店を群馬県民の方々は愛情を込めて「朝飯(ちょうはん)」と呼ぶそうだ。

群馬県の方々にお聞きすると、たとえば「今日は朝飯(ちょうはん)よ〜」と自宅で家族に声をかけたのなら、子供達は「やったー!朝飯(ちょうはん)だ!」と大騒ぎになるほど、それほど群馬県に住む人々の生活に根ざしたお店であり、晴れの日の美味しいレストランの1つとして認知されている、とのこと。

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・美味しいメニューの数々
群馬県民の晴れの日を彩ってきた朝鮮飯店のメニューは、まさに家族団欒(だんらん)を表現したようなメニューばかり。

そのため、グループでワイワイと夜のメニューを楽しみながら群馬の夜を味わうのもいいかもしれない。

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