長野県のほぼ中心に位置する松本市は、自然豊かな山々に囲まれた旧城下町です。

戦火を逃れたことから街の中には多くの歴史的建造物が今でも残っており、日本人だけでなく外国人にとっても非常に人気のある長野県の観光地の1つです。

そんな人気の観光地には多くのグルメスポットが存在しており、観光スポットだけでなく美味しいグルメスポットも松本市の魅力となっています。

例えば、開店と同時に売り切れてしまう絶品の鰻を味わえるお店「うなぎのまつ嘉(まつか)」や、ボリュームたっぷりのカツカレーが味わえるトンカツとカレーの専門店「たくま」に、絶品の焼き鳥が味わえる「鳥心」、さらにはこの場所でしか味わえない「うなぎの笹蒸し」に、イラン人が作る絶品ラーメン「ラーメン藤」や、創業100年を超えるパン屋さん「スイート」など、数え切れないほどの美味しいお店が存在しています。

そんな美味しい松本市のグルメスポットの中から、今回は多くの松本市民が愛するスイーツのお店をご紹介しましょう。

お店の名前は「マサムラ」です。

・1968年(昭和43年)創業の洋菓子店、それが「マサムラ」
こちらのお店、1968年(昭和43年)に松本市に創業した洋菓子の専門店。

1968年(昭和43年)といえば、メキシコオリンピックが開催され日本代表がウエイトリフティングや体操、サッカーなどで世界をあっと驚かせた時代。

この年、川端康成がノーベル文学賞受賞、アメリカ統治下であった小笠原諸島が日本に復帰、日本のGNPがついにアメリカについで世界第2位になるなど、この頃は世界における日本の地位が高まってきていた時代です。

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