2019年10月から、ロシアはE-Visa制度を導入しました。
日本から一番近いヨーロッパでありながら、今まではビザ入手の手間の為にやや難易度の高い旅先だったロシア。
オンライン上で無料、更には3日程度で入手できるE-Visaは、ロシアをぐっと身近な旅先にしてくれるに違いありません。
とはいえ、ビザが必要と言うだけで少し不安になってしまいますね。この記事では、E-Visaの申請方法と入国時の流れについてご紹介します。
E-Visaってなに?
ロシアは長らく、渡航の際には「ビザ」と「招待状」を必要とする国でした。
旧ソ連の統治下においては、外国人と言うのはスパイと同義。外国人がどのような素性の者なのかを証明するのがビザで、さらには、ロシアに来て何をし、どこに泊り、何日で帰るのか、細かい旅程と、それを保証するロシア国内の身元引受人が発行した「招待状」が必要です。
しかし、今やロシアも観光立国の仲間入り。名所を整え、多くのホテルを揃えて、外国人を歓迎しています。
このインターナショナルな時代に合わせ、特に観光客に人気のある、サンクトペテルブルクやウラジオストクなどの一部地域で導入された簡易ビザが、E-Visaです。
従来のビザと異なり、発行料金は無料で、発行まで3~5日程度と短く、さらにこれまで必要だったロシア国内からの招待状を必要としない点が画期的です。
簡単だけど要注意、発行方法
それでは実際に発行してみましょう。
まずはE-Visa申請専用サイトへと向かいます。
※要注意点※
1・名前
名前はパスポートと同じ綴り通りに、正確に入力しましょう。ロシアは日本と同じく、性・名の順番である事にご注意ください。名前が間違っていると当然入国できません。日本人名でも、SATOなのかSATOUなのか、KYOKOなのかKIYOKOなのか、などなど、個別に異なるローマ字を持つ場合がありますので、必ずパスポートを確認し、パスポートを見詰めながら、慎重に入力してください。
2・滞在期間
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