三重県多気郡大台町(おおだいちょう)は、三重県中部の奥伊勢エリアに位置する、東西に細長い町です。 約90キロメートルにおよぶ日本一の清流・宮川が町内を横断し、町土の約90パーセント以上を森林が占めています。
町内全域がユネスコが実施する「生物圏保存地域(国内呼称:ユネスコエコパーク)」に指定されてる自然豊かな町です。
そんな貴重な自然資源の宝庫である大台町は、町を挙げて自然と人間の持続可能な社会の実現に向けて取り組んでおり、大自然を活用したアウトドアアクティビティを観光の目玉にしています。
春はお花見やハイキング、夏は川遊びやキャンプ、登山、ホタル観察、魚釣り、秋は紅葉の絶景トレッキングやサイクリング、冬は温泉や星空観測など、季節ごとの楽しみ方がたくさん。
少し足を伸ばせば、切り立った峡谷を美しい水が流れる原生林の森、大杉谷へも行けます。
大杉谷は、黒部峡谷、清津峡とともに「日本三大峡谷」のひとつに選ばれ、国の天然記念物に指定されている大峡谷です。深々とした緑、大迫力の滝、猛々しい奇岩など、手つかずの大自然がそのまま残されています。
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