コロナ禍で生活スタイルの変化を余儀なくされる昨今、リモートワークでの服装に悩む人も多いことだろう。パナソニック株式会社はビジネスシーンでの服装に関する意識・実態調査を実施した。
調査の期間は2021年3月12~15日。対象となったのは、全国のビジネスパーソン、就活生、インターン生の男女900名である。
リモート会議の服装に関しては、若手社員とベテラン社員で意識の違いが見られた。若手社員(社会人歴3年未満)では、リモート会議での服装の1位はスーツ(41.0%)、2位はオフィスカジュアルやキレイ目な服装(ジャケット未着用)(30.8%)、3位はオフィスカジュアルやキレイ目な服装(ジャケット着用)(28.2%)。
これに対して、ベテラン社員(社会人歴25年以上)のリモート会議での服装は、1位がオフィスカジュアルやキレイ目な服装(ジャケット未着用)(53.2%)、2位はオフィスカジュアルやキレイ目な服装(ジャケット着用)(41.6%)、3位は私服などのカジュアルな普段着(26.0%)。スーツは4位(24.7%)でベスト3に入らなかった。
若手社員はリモート会議であってもスーツを着用しようとしているが、ベテランはオフィスカジュアルが多数派なのだ。おそらく若手としては先輩や同僚にしっかりした印象を与えたいと考えているのだろう。
服のシワを気にする人が多数
「ビジネスシーンにおいて服装で気になる点はありますか?」という質問に関して、それぞれ「自分自身について気になる点」「先輩社員に対して気になる点」「後輩社員に対して気になる点」を聞いたところ、回答は以下のようなものとなった。
自分自身で気になるのは、シワが1位(60.3%)、汚れが2位(57.8%)、ニオイが3位(55.8%)。先輩社員で気になるのは、ニオイが1位(57.4%)、汚れが2位(53.9%)、シワが3位(53.4%)。後輩社員で気になるのは、汚れが1位(54.3%)、シワが2位(53.4%)、ニオイが3位(51.7%)。
自分の服装でも、他人の服装でも、シワが気になる人が多いことが、この調査から判明した。リモート会議ではニオイは伝わらないが、シワの多い服はだらしない印象を与えるかもしれないので、気にする人が多いのも納得できる。
調査結果を発表したパナソニックは、同時にこの悩みに応える家電も提案した。5月1日に同社から発売される「衣類スチーマー」はスチーム量が増え、脱臭効果もアップ。どこまで傾けても安定してスチームが出る「360°くるくるスチーム」によって、立体的な衣類や頑固なシワもしっかりと伸ばす。
今回の調査では、春の新生活に向けて薄手のニットやシャツワンピースを着たいと答えたワーキングママが多かったが(回答の1位が薄手のニット、2位がシャツワンピース)、衣類スチーマーは薄手のニットとシャツワンピースのお手入れにも最適。
立ち上がり時間が約19秒と非常に短いため、急なリモート会議で服装を準備する際にも便利だ。