8月25日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)にジャーナリストの鈴木エイト氏が出演。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)との関係をめぐる山際大志郎経済再生担当大臣(53)の疑惑について言及し、一瞬スタジオが凍り付く場面があった。
2016年に旧統一教会関連の会合に出席していたなどの指摘を受け、同日午前に会見を開いた山際大臣。2016年にネパールで行われた関連団体のイベントについては、事務所に当時の資料が残っておらず明確に覚えていないとしながら「報道を見る限り、私が出席したと考えるのが自然だと思う」と説明。
この会見を受け『ミヤネ屋』では、司会の宮根誠司(59)から「エイトさんはどういう風に取りますか?」と聞かれた鈴木氏が「わずか6年前のことを覚えていないってのは不自然ですよね」とコメント。さらに、「山際さんの場合は、事務所に統一教会の関係者がいるっていうのは以前からずっと指摘されているんですよ。であるならば、事務所の中で秘書、スタッフに確認すれば、すぐ分かるんじゃないですかね」と、山際大臣と旧統一教会のかねてからの関係性を示唆した。
鈴木氏から発せられた突然の内情暴露に、宮根は戸惑った表情を見せ一瞬フリーズ。改めて宮根が「山際さんの事務所に関係者の方がいるってことですか?」と率直な疑問をぶつけると、鈴木氏は「以前からずっと自民党の内部で指摘されていて、僕も以前からずっとその話を聞いています。もしそれが仮に事実だとすれば、事務所の中で確認するのは容易だと思うんですけどね」と説明。以前から自民党内でも疑惑の声が持ち上がっていたと述べた。
これにSNS上では「ヤバイですね、すごい爆弾発言」「山際大臣自身がすでに信者ではないかと?!」「MCが一瞬言葉に詰まった」「秘書として食い込んでいると、以前から言われていましたものね」「統一教会からは秘書になって食い込めって言われてるんだし、今回の意味不明な釈明から考えてもおかしくはない」と大きな反響が集まっている。
また会見では、2010年に韓国で開かれた統一教会の創始者・文鮮明の誕生日イベントに出席者としてホームページに名前が記載されていたことについても「よっぽど強烈な印象に残っているようなイベントでない限りは、なかなか今の段階で、その記憶をたどれと言われても正直申し上げて難しいです「そこ(ホームページ)に載っているのであれば、そうなのではないかと思います」と曖昧な表現をしていた山際大臣。
「記憶にないと明確な発言を避ける山際大臣に対し、弁護士の本村健太郎氏(55)は“しゃべり方”について『理屈では説明しづらいんですが、裁判の証人尋問でよく出てくるタイプの人で、本当に知らないのではなくて、知っているけど嘘をついている人にありがちな態度に見えます』と指摘。あくまで弁護士として経験談と推測による私見ではあったが、SNS上からも『知らない、分からないという言葉は、信じがたい』『覚えてないとかありえない』『この違和感は、私もそうだと思います』と同じような違和感を抱いたという声が多く集まっていました」(政治記者)
仮に、鈴木氏の言うように山際大臣の事務所の中に旧統一教会と関係のある人物がいるならば、会見での発言も信ぴょう性が疑われるが、真実が明らかになることはあるのだろうか。