狭い範囲に数々の歴史的建造物がひしめき合っている内子ですが、町民の誇りナンバーワンといえば「内子座」。1916年に大正天皇の即位を祝って、地域の有志によって建てられた純和風様式の本格的な芝居小屋です。

近年、老朽化により取り壊しの危機に瀕しましたが、地元の人々の強い想いにより、改修が決定。1985年に復元工事が完了し、現在も現役の芸術や文化の発信地であり続けています。

内部見学のみの利用も可能。実際に花道を歩いたり、舞台に立ったり、客席に座ったり、奈落に入ったりして、この芝居小屋が経てきた歴史を体感してください。

今となっては小さな地方都市でありながら、驚くほどに壮麗な町並みが残る内子町。あなたもここで、知らなかった日本の伝統美にふれてみてはいかがでしょうか。

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