岸田文雄首相(65)がエリザベス英女王の国葬への参列を見送る方針を固めたことを13日、共同通信が報じて波紋が広がっている。英国からの国葬への招待状は2人分で、国家元首である天皇、皇后両陛下が参列される方向となったことによるもので、複数の政府関係者が明らかにしたという。
この日の共同通信の報道によるとエリザベス女王の国葬には、バイデン米大統領やドイツのシュタインマイヤー大統領らが参列する予定で、各国の首脳と接触を図ることができる「弔問外交」には絶好の機会。政府内からは岸田首相も訪英を検討すべきだとの意見も出ていたが、そもそもはじめから岸田首相には招待状が送られていなかったことが露呈した格好だ。
同記事が報じられるとTwitter上には「英女王国葬見送り」に関連するワードがトレンドとして急浮上し、「見送りもなにも、最初からお呼びでないよ」「そもそも、招待されてもいなくて、押しかけしようとして、見送りも何も無いかと」「そもそも『見送り』って、この見出しがおかしい。恥ずかしい。何とかの上塗り」「さすがに岸田さんの『参列検討』自体が厚顔無恥って思う」「大切な事だから2度言います。招待状は2枚です。招待状は2枚です」「呼ばれてもいないものを見送りって厚かましいにも程があるだろ」など、さまざまな意見が寄せられていた。
エリザベス女王の国葬は19日の午前11時(日本時間午後7時)から、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われることが英王室から発表されている。