『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)は28日、7月8日に銃撃事件で死去した安倍晋三元首相(享年67)の国葬が27日、日本武道館で執り行われたことを報じた。

国民の間で賛否の声が飛び交っていた安倍元首相の国葬だが、当日には反対派のデモ隊500人(警察発表)が集結する一方で、千代田区九段下に設置された一般向け献花台には数キロに及ぶ長蛇の列ができるなど、双方がさまざまな反応を見せていた。

番組のコメンテーターでテレビ朝日解説委員の玉川徹氏(59)は、国葬の中でも感動的だったという声が続出している菅義偉前首相(73)による友人代表の弔辞について「そう演出しますよ!電通入ってるんだから」と指摘。国葬についても「大喪の礼だけで日本は十分だと思ってます。個人的には」としたうえで、その理由として国葬が「政治利用される可能性がある。人の死を政治利用するってことにつながる。今回もそういう部分が多分にあった。だからぼくはそういうことをしない方が日本としてはいいんだと思っています」と持論を展開。

さらに「今回葬儀だからお葬式なのに(反対するな)っていう話がありますけど、ちゃんと家族葬という形で芝の増上寺で行われていますから。ここに国会議員も参列しています。だからお葬式としては終わっているんです。これは一般で言えばお別れの会みたいなものなんです。そのお別れの会みたいなものに国費を使って政治的意図を込めること自体がよくないと思う」と結論付けていた。

玉川氏のこうした発言に対し、SNS上には「玉川さん!頑張れ!」「100%同意する」「玉川さん、本当にその通り!正論です」「玉川って人、強い言葉で批判だけして具体案出さないから本当にいらない」「玉川さん最低。菅さんの弔辞を演出だと。どんだけひん曲がってるの?」など、さまざまな意見が寄せられていた。